メカトロテックジャパン2023 出展レポート

 

サンゲン株式会社は、2023年10月18日(水)~10月21日(土)まで、ポートメッセなごやにて開催された首記の展示会に出展しました。

 

今回、全体の来場者はほぼコロナ前まで回復しました。

その中で、弊社ブースには過去最高の記名来場者があり、説明員は連日、昼食を摂る間も無いほどの盛況でした。

また、今回報道数社から取材を受け、NHKのニュース番組に自動両面外観検査装置『ガラミちゃん』が展示会の速報サイト 2023/10/20 16:15にネジ検査ユニットとロボットが紹介されました。

 

 

展示内容の詳細と会場の様子は以下を御覧ください。 


展示会場の様子

展示内容 左側から

・自動両面外観検査装置『ガラミちゃん』

・自動外観検査センサー FIS-200DL

・省エネ遮熱シート『サーモバリア』

・NewVista  卓上型ネジ検査ユニット

・NewVista ロボット用ネジ検査ユニット+Kassow Robot

 

緊急追加したアイテムや情報

・NewVista ロボット用ネジ検査ユニット RTUのバージョンアップ

 ネジ深さ測長機能の標準化と、ユニットの小型軽量化

・省エネ遮熱シート『サーモバリア』

夏涼しく・冬暖かくなって、冷暖房効率が上がり、電気代が下がる


当日は多くのお客様にご来場いただきました!

様々なお客様よりご相談をいただき、実機のデモンストレーションを交えながらご紹介させていただきました。


  【展示会での見どころ】

 

多くのネジ検査では、ネジ深さは最低限の長さを満たしているかどうかでの合否判定で十分です。

 

  しかし、対象の製品によっては、基準面からのネジ深さに±の公差が指定されている物も。
  これまでは、別付けの変位センサーや、ロボットのポジションデータとの紐付けなどにより対応していましたが、

  この場合、追加の費用や、ロボットプログラムの工数増加などが発生してしまいます。

 

そこでこの秋、NewVistaはユニットにネジ深さの測長機能を追加しました。

ユニットだけで、測長は完結しますので、面倒な設定などはございません!

設備との通信にEthernet-IPをオプションで選択すれば、測長データを外部に出力し、

データの保存・加工も容易に行なえ、トレーサビリティの充実にお役立て頂けます。

 

注目製品:NewVista卓上型ネジ検査機

 

 

ディープラーニングを利用した外観検査は各社より提供されてきていますが、

「やってみないとわからない」「やってみるにも費用がかかる」などの問題があり、

採用する側、提供する側ともリスクが高いという問題があります。

 

そのような中で、ドイツのMVTec社より無料でリリースされた”MVTec Deep Learning Tool"によって、

ディープラーニングを用いた外観検査の検出能力をユーザーで十分に評価できる環境が実現しました。

 

こちらのDeep Leaningモデルは、今回展示しております両面外観検査装置自動外観検査センサFIS-200DLで使用している

HALCONのアプリケーションと連携する機能を有しています。

このMVTec Deep Learning Toolを使ってDeep Leaningモデルを生成する過程を、今回弊社ブースで実演いたします。 

 

注目製品:外観検査装置「ガラミちゃん」

【出展製品特徴】

  遮熱シート・サーモバリア

 アルミ純度99%以上のアルミ箔を使用した遮熱シートです。高純度なアルミ箔を使用したサーモバリアは「優れた反射性能」が特徴です。

 

・空調費の削減によるコストダウン効果

・消費電力削減によるCO2排出量削減

・夏涼しく冬暖かい職場環境の実現

・折板屋根への施工は雨漏り防止と屋根の劣化防止効果あり

・天井や壁面への施工で、反射により照明の効率向上

・倉庫などでは、温度上昇が抑えられ商品の劣化を防止 

 

サーモバリアには用途に合わせいくつかの種類があり、お客様の状況や、貼る場所により最適なご提案をいたします。


太陽からの輻射熱を約97%カット

雨漏り防止効果もあります

 

屋根(折板屋根・コンクリート防水屋根)に直接貼るシートです。

屋根以外にも、チラーやエアコンの室外機に貼ることで、内部温度の上昇を抑え、運転効率が上がり、電気代が約10%下がります。

断熱性と高反射性をあわせもつオールマイティータイプ

 

スレート屋根の内側、天井部への施工や、壁面に貼ることで、外部からの熱の遮断ができ、空調費の大幅削減が期待できます。

空調費の削減や作業環境の改善、消費電力を抑える効果

 

ガラスクロス繊維に特殊樹脂シートを合わせ両面にアルミ箔を施した不燃シートです。縫製加工ができテントのような広範囲なシートや機械にフィットしたカバーを形成することができます。



  ◆ねじ検査装置

 ロボットアプリケーション専用に開発されたユニットで、ネジ検査完全自動化のデモンストレーションがご覧いただけます。

 

・より簡単に、より低コストにネジ検査を自動化できます。

・ハイスピードな検査。
  ネジサイズ、 深さの規格外・異物などの不良を、確実に

  わずか0.5~3秒で検査します。

・独自のトルク制御機構(U.S.PATENT No.7059055)により、機械による挿入でも製品にダメージを与えず、トラブルや停止が少ないシステムを実現。

・簡単なセットアップ。

 

・NewVistaの自動ネジ検査システムをコンパクトに凝縮した卓上タイプも展示します。こちらは卓上に置き、電源をつなぐだけで、すぐに使えます。


ツールチェンジにかかる時間はわずか2秒

ネジの種類が増えても簡単にアップデートできます。

ハイスピード

検査速度は自動機用ユニットSYHと同様。

(半自動タイプ)挿入作業が簡単に

作業者は治具にセットしてネジをゲージに接触させるだけで、検査は自動で行われます。



  7軸協働型ロボット

 7軸で、小スペースに配置でき、
 独自のロングリーチタイプは測定などの作業に最適。

 

可搬重量が5キロ~18キロ、アームの長さは、850mm~1800mmの

  5タイプがありますので、用途に合わせ選択する事ができます。

・直感的にプログラミング可能なインターフェイス。

・軽量設計な為、工場内の移動が容易。



  NewVista卓上型ネジ検査機

 NewVistaの自動ネジ検査システムをコンパクトに凝縮しました。

 

卓上に置いて、電源をつなぐだけで、すぐに使えます。

・作業者は治具に検査品をセットするだけ。



  ◆外観検査装置「ガラミちゃん」

 小型部品の外観を、反転機構を用いずに高速で両面検査できる画像外観検査装置『ガラミちゃん』を展示、その実力をご確認下さい。

 

 ・小型部品を秒2個以上の速度で、表裏外観検査できます。

 ・搬送方法もシンプルで、さまざまな検査対象物に対応

 ・検査対象物の両面を検査できる新時代の検査装置です。

 ・「良品と同じ画像であるか」を検査し、選別することが可能。




サンゲンが提供する5つのリソース

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